●太陽系の外側、1万auから10万au(1.58光年)の距離に、太陽系を取り囲むように「オールトの雲」が分布していると考えられています。
●オールトの雲は円盤状ではなく。球殻状に分布しています。
●オールトの雲はオランダの天文学者ヤン・オールトによって予測されました。
●これらの天体は、太陽系の初期の段階で、木星から海王星の軌道の間にあった、微惑星が海王星などの重力にによって振り回され、飛んでいったという説が有力です。
●また、球殻状になっているのは、飛ばされたあと、太陽系外縁部で何らかの天体の重力を受けて軌道がさらに変化したためと考えられている。
●太陽付近にやってくる彗星のうち、非常に長い周期のものはあらゆる方向からやってきているという観測事実に基づいています。
【参考】
●10万au:約1.58光年
●最も近い恒星までの距離:約4.2光年